世界ランキング6位の錦織圭(26=日清食品)が同547位のジュリアン・ベネトー(34=フランス)を下し、3回戦に進出した。同戦は29日に予定されていたが雨のため順延となり、この日は仕切り直しの1戦だった。会場もセンターコートに変更となり、センターコートでの対戦は10年1回戦のナダル戦以来2度目で、勝利を挙げたのは初めて。2年ぶりの3回戦に駒を進めた。
錦 織 | 3 | 4-6 6-4 6-4 6-2 | 1 | ベネトー |
第4セット
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
錦 織 | ◎ | ○ | ○ | ◎ | ○ | ○ | 6 | ||
ベネト | ○ | ○ | 2 |
○はキープ、◎はブレーク、Tはタイブレーク
<第8ゲーム>6-2 最後も錦織は落ち着いたサーブ。40-30から強烈なバックハンドで決め錦織がキープ。逆転勝ちで3回戦進出を決めた。
<第7ゲーム>5-2 40-15からサービスエースが決まり、ベネトーがキープ。
<第6ゲーム>5-1 錦織が緩急をまじえたサーブでベネトーを崩す。錦織がキープ。
<第5ゲーム>4-1 ベネトーのミスショットなどでジュースに。ベネトーのダブルフォルトで、錦織にブレークポイントのチャンス。さらにベネトーのショットが外れ錦織がブレーク。
<第4ゲーム>3-1 ジュースまでもつれたが、そこから連続ポイントで錦織がキープ。
<第3ゲーム>2-1 ベネトーがキープ。
<第2ゲーム>2-0 錦織が危なげなくキープ。
<第1ゲーム>1-0 錦織は30-40のブレークポイント。長いラリーとなり、ベネトーも食らいついたが錦織の粘り勝ち。錦織がブレーク。
- ポイントを取り吠える錦織(AP)
第3セット
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
錦 織 | ○ | ○ | ◎ | ○ | ◎ | ○ | 6 | ||||
ベネト | ○ | ○ | ◎ | ○ | 4 |
○はキープ、◎はブレーク、Tはタイブレーク
<第10ゲーム>6-4 錦織が落ち着いたサーブで主導権を握る。40-15から、サービスエースが決まり錦織がキープ。2セット連続で取り逆転。
<第9ゲーム>5-4 ベネトーの強力なサーブがいいコースに決まる。ベネトーがラブゲームでキープ。
<第8ゲーム>5-3 錦織のショットが定まらず、ミスショットが重なりベネトーがブレーク。
<第7ゲーム>5-2 15-30から錦織がリターンエースを決めブレークポイント。さらにベネトーがミスショットし錦織が連続ブレーク。
<第6ゲーム>4-2 錦織の惜しいショットがなかなか決まらず、30-40とベネトーのブレークポイントに。しかし、ベネトーが3連続でミスショット。錦織がなんとかキープ。
<第5ゲーム>3-2 ベネトーのミスショットなどでジュースに。ベネトーのアドバンテージとなったが、錦織がリターンエースを決め再びジュース。ベネトーのミスショットが続き錦織が先にブレーク。
<第4ゲーム>2-2 30-15からサービスエースを決めるなど錦織が先行。錦織がキープ。
<第3ゲーム>1-2 ジュースまでもつれたが、ベネトーが強気のサーブで錦織を崩し、連続のサーブポイント。ベネトーがキープ。
<第2ゲーム>1-1 錦織がコートを広く使ったラリーに持ち込み優位に立つ。最後はドロップショットを決めて錦織がキープ。
<第1ゲーム>0-1 ベネトーのサーブから。緩急をうまく使って錦織を揺さぶり、ベネトーがキープ。
- 粘り強いプレーを見せるベネトー(AP)
第2セット
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
錦 織 | ○ | ○ | ○ | ◎ | ○ | ○ | 6 | ||||
ベネト | ○ | ○ | ○ | ○ | 4 |
○はキープ、◎はブレーク、Tはタイブレーク
<第10ゲーム>6-4 40-0からベネトーに2連続ポイントを許したが、最後はベネトーのミスショットで錦織がキープ。このセットを奪いタイに戻した。
<第9ゲーム>5-4 錦織のミスショットが重なりベネトーがキープ。
<第8ゲーム>5-3 錦織が厳しいサーブでベネトーのミスショットを誘う。錦織がキープ。
<第7ゲーム>4-3 15-30から、錦織が鋭いバックハンドショットを決めブレークポイント。しかしベネトーもバックハンドのジャンプショットを決めるなどジュースまで持ち込んだ。それでも、ベネトーのミスショットで錦織は再びブレークポイントを迎えると、すばらしいバックハンドを決めて錦織がブレークに成功。この試合初めてのブレークでリードを奪った。
<第6ゲーム>3-3 ベネトーのすばらしいリターンエースもあったが、錦織がキープ。
<第5ゲーム>2-3 40-30から、サービスエースが決まりベネトーがキープ。
<第4ゲーム>2-2 0-30とベネトーが先行。錦織はサービスエースを決めるなど踏ん張り、4連続ポイント。錦織がキープ。
<第3ゲーム>1-2 40-30から、錦織がサーブ&ボレーの絶好のチャンスでミスショットしてしまいベネトーがキープ。
<第2ゲーム>1-1 ベネトーのミスにも助けられ錦織がキープ。
<第1ゲーム>0-1 錦織のリターンがなかなか決まらず、速いテンポでベネトーがキープ。
- リターンする錦織(AP)
第1セット
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
錦 織 | ○ | ○ | ○ | ○ | 4 | ||||||
ベネト | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ◎ | 6 |
○はキープ、◎はブレーク、Tはタイブレーク
<第10ゲーム>4-6 錦織はラリーで粘り切れず、ジュースにもつれこむ。錦織のミスショットでベネトーがセットポイント。最後も錦織のショットが外れベネトーがブレーク。第1セットを先取した。
<第9ゲーム>4-5 ベネトーもベテランの技で錦織をほんろう。緩急をうまく使ったラリーで主導権を握りベネトーがキープ。
<第8ゲーム>4-4 錦織にとっては中断がプラスに作用したか、サーブの安定感が増してきた。錦織がラブゲームでキープ。
<中断> 雨脚が強くなり、試合を一時中断。10分もたたないうちにシートが外される。間もなく両選手が入場し、試合が再開された
<第7ゲーム>3-4 錦織は厳しいコースを攻めるも決めきれず、ベネトーがキープ。
<第6ゲーム>3-3 またもベネトーに先行を許す苦しい展開。0-30から、厳しいサーブでミスショットを誘い、最後はドロップショットを決めて錦織がキープ。
<第5ゲーム>2-3 錦織が15-30と先行したが、ベネトーが粘り強いプレーで盛り返す。ベネトーがキープ。
<第4ゲーム>2-2 ベネトーの素晴らしいショットが立て続けに決まり15-30と先行されたが、錦織がなんとかキープ。
<第3ゲーム>1-2 40-30からサービスエースが決まりベネトーがキープ。
<第2ゲーム>1-1 ベネトーに0-30と先行を許し、ジュースにもつれる。1度のブレークポイントをしのぎ、錦織がなんとかキープ。
<第1ゲーム>0-1 ベネトーのサーブから。お互いに落ち着いた滑り出し。錦織がラリーで揺さぶりをかけ、ジュースに持ち込んだが、最後はベネトーがサービスエースを決めるなど2連続ポイント。ベネトーがキープ。
今大会の錦織ここまでの戦い