第1戦のスケートアメリカで3位に入った三原舞依(17=神戸ポートアイランドク)が自己ベストの68・48点をマークし、3位につけた。今日19日のフリーを終えて2位以内なら12月のファイナル(フランス・マルセイユ)出場に可能性が残る。本郷理華(20)は63・63点の6位につけた。

 三原は、最後の3回転フリップを決めて演技を締めくくると両手を突き上げた。自己ベストを2・73更新。「自分の中では出ないと思っていた得点。ノーミスの演技もできてすごくうれしい」と笑みを浮かべた。

 落ち着いていた。冒頭のルッツ-トーループの連続3回転ジャンプは1・10点の加点が付く出来栄え。その後も豊かな表現力でステップやスピンを刻み、演技点のうち「スケーティング技術」の項目では8・00点の高評価を得た。

 シニア1年目とは思えない細やかな表現は、全身の関節が痛む病気でリンクに立てなかった、昨年12月からの4カ月間を生かし、身につけた。復帰後を見据え、海外選手の動画で「技と技のつなぎ目や見せ方」を研究した。フリーは苦難を乗り越えて幸せをつかむ「シンデレラ」を演じる。「自分に置き換えて滑ってハッピーエンドにできたらいい」。虎視眈々(たんたん)と表彰台を狙う。