シード校の大阪桐蔭(大阪第3)が朝明(三重)をノートライに封じ、3回戦進出を決めた。

 前半14分にゴール前のラック際をプロップ清水岳(3年)がねじ込み先制トライ。前半を14-3で折り返し、硬さの取れた後半には4トライでたたみかけた。

 自陣に押し込まれる展開も多くあったが、少ないチャンスで確実に加点に成功。綾部正史監督(41)は「最初は緊張感があったけれど、リズム良く継続することでやりたいラグビーになってきた」と分析した。3回戦では今季の練習試合で1勝1敗の東京(東京第1)とぶつかる。フランカーの呉山聖道(3年)は「東京の対策はしてきている。今日から明後日(1月1日)の準備をしたい」と8強入りを誓った。