Bシードの中部大春日丘(愛知)は、仙台育英(宮城)との接戦を制して2大会ぶりの3回戦進出を決めた。

 後半7分にWTB石本智一(2年)が相手パスをインターセプトしてそのままトライを決めるなど、計4トライを挙げて後半中盤までは24-10とリード。多くのミスから終盤に2トライを奪われて2点差まで詰め寄られたが、何とか逃げ切った。

 宮地真監督(51)は試合後に選手を集めて「どんなゲームマネジメントや。いくつエラーすんねん」と反省を促した。FW戦では相手を圧倒したが、ラインアウトからの攻撃やBK陣のパスでミスが目立ち、試合の流れをつかめなかった。宮地監督は「ラインアウトからのプレーをしっかりと修正して、次に臨みたい」と次戦に向けて気持ちを切り替えた。