弘前工(青森)は、ストレート負けを喫し、3回戦敗退となった。

 第1セット序盤に、エース春藤洸介主将(3年)がスパイクを決めて先に得点を奪った。幸先のいいスタートを切ったが、このセットを7点差で落とした。第2セットは中盤まで粘りを見せるも、習志野(千葉)の195センチセンター・上條レイモンド(2年)に連続でスパイクを決められ、差を広げられた。前日にビデオで習志野の戦い方を研究。クイックやレシーブの対策を行ったが、敗れた。

 春藤は「すごく悔しいです。絶対に勝てない相手ではなかった」。叔父の春藤裕和監督(44)を目標の8強入りに導けず、「おじさんをベスト8に連れて行きたかった」と嘆いた。