ショートプログラム(SP)2位スタートの宇野昌磨(19=中京大)が、フリー187・77点の合計288・05点で3位に入った。自身3度目の出場で、初めて表彰台に立った

 冒頭では試合で初めてとなる4回転ループに挑戦。きれいに成功させると、会場の大きな拍手に包まれた。途中、連続ジャンプの1つ目となるトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)で転倒するなどミスも目立ったが、世界の舞台に大きな足跡を刻んだ。

 17日のSPでは、初の100点超えとなる100・28点をマーク。自身3つ目の4回転ジャンプになるループ成功は、3月の世界選手権(ヘルシンキ)に向けて自信となるはずだ。