女子63キロ級の嶺井美穂(桐蔭横浜大)が計量オーバーによる失格で出場できず、今夏の世界選手権(ブダペスト)代表入りが絶望的となった。

 嶺井は昨年12月のグランドスラム(GS)東京大会で2位となり、今年2月のGSパリ大会にも出場した有力選手。

 日本女子の増地克之監督は「世界選手権の代表候補として、もう少し自覚を持って取り組まなければいけない」と話した。今後は全日本柔道連盟の強化委員会で処分を検討する。