世界ランキング11位の日本が、19年W杯の1次リーグで対戦する同3位アイルランドとのテストマッチ第2戦に13-35で敗れ、2連敗となった。後半は粘り強い防御から流れをつかんだが、前半に付けられた20点差が響いた。22-50と完敗した17日の第1戦から内容は改善されたが、反則やミスで何度も攻撃の機会を失うなど、課題も浮き彫りとなった。代表はこの日で解散となり、フランスなどと対戦する11月に再び集合する。

 緊急招集された36歳のロック、トンプソンが今後の代表入りを否定した。15年W杯後に代表引退を表明したが、故障者続出を受けて「1試合限定」で復帰。フル出場して果敢なタックルを連発した。「自分の仕事は出来たけど、おじいちゃんだから疲れたよ。80分は死ぬかと思った。(大野)均ちゃんが戻ってくれば出番はない。さよならだよ。(代表には)戻りません」と笑顔で語った。