フィギュアスケート女子で今季からシニアの本田真凜(15=大阪・関大高)が2日、新プログラムを明かした。大阪・高槻市内の関大のアイスアリーナで行われたアイスショーに参加。18年平昌五輪シーズンのショートプログラム(SP)曲はタンゴの「ジェラシー」と「ラ・クンパルシータ」のミックス。フリー曲には06年トリノ五輪で荒川静香が金メダルを獲得した「トゥーランドット」を選んだ。

 新SPに関しては、2位に入った3月の世界ジュニア選手権(台北)中の空き時間などを使い「『タンゴを扱ってみたい』と3年ぐらい前から思っていた。タンゴ系の強い感じの表現が好きだし、得意」と気に入ったものを探し求めた。一方のフリーは、浜田コーチの勧めもありチョイス。「完璧な演技をするプログラム。シーズンの最初から気合を入れてやっていきたい」と意気込んだ。

 この日はピンクの衣装にツインテールの髪形で、15-16年シーズンのSP「スプリングソナタ」を約500人に披露。同曲はジュニア1年目の思い入れのあるもので「昨日(7月1日)からシニアデビューするシーズンが始まった。もう1回滑ってみたかった」と初心を思い返した。