日本ラグビー協会が、トップリーグ(TL)を各チームが本拠地スタジアムを持つ地域密着型の新リーグへ移行させることを検討していることが19日、明らかになった。

 日本協会の坂本典幸専務理事は「最終方針はまだ固まっていない」としているが、早ければ2020年度からのスタートを目指し、今後所属チームとの協議を進めていく。

 既存のチームが参加することを想定しており、リーグの運営法人の立ち上げやクラブの独立採算制、ホームアンドアウェー方式の導入なども検討している。TLは03年に始まり、企業がチームを所有する実業団リーグとして運営されてきたが観客動員が伸び悩んでおり、開催方式がたびたび変わる分かりにくさにも批判があった。