アルバルク東京がアウェーで昨季覇者の栃木ブレックスに連勝し、4連勝で東地区首位を守った。A東京は、第1Qこそ16-18とリードを許したが、第2Qにランデン・ルーカスらの活躍で逆転し、第3Qには10点差をつけた。第4Qで栃木の追い上げに、3点差まで迫られたが、PG安藤誓哉が残り1分を切って、2連続得点で試合を決めた。

 安藤はアレックス・カークの17得点に次ぐチーム2番目の12得点を挙げ、「最後まで強気でいくことが大事だと思っていたので、そこは強気でいけた」と振り返った。

 エースの田中大貴は得点こそ11点に終わったが、要所で決定的なパスを出すなど試合をコントロール。大学生プロの馬場雄大は、第3Qに中央からゴールにドリブルで切り込み、豪快なダンクシュートを決めた。ルカ・パヴィチェビッチ監督は「アウェーの栃木に連勝できて、選手たちが本当によく戦ってくれた。最後のプレーは安藤が本当にビッグプレーを決めてくれた」と喜んでいた。