フィギュアスケート女子の本田真凜(16=大阪・関大高)が24日(日本時間25日)、グランプリ(GP)シリーズデビュー戦となる、27日(同28日)開幕のスケートカナダの開催地レジャイナに到着した。実戦初披露となる新ショートプログラム(SP)「ザ・ギビング」を、現地入りする直前の米デトロイトで手直しし「ワクワクしているし、いい演技をしたい」と力強く言い切った。

 本田はこの日に同じく現地入りした本郷理華や無良崇人に先駆けて日本を出発。この日は最低気温1度と冷え込んだレジャイナだが、同9度のデトロイトを経由することで時差や温度変化への対応も進めてきた。17年世界選手権2位のオズモンド(カナダ)や、16年GPファイナル3位のポゴリラヤ(ロシア)らと戦う大一番へ「いい感じに来ている」と、平昌五輪代表入りへの第1歩となる舞台に手応えを示した。