今年活躍したスポーツ選手や団体を表彰する「テレビ朝日ビッグスポーツ賞」の受賞者が21日に発表され、フィギュアスケートの世界選手権男子で2度目の王者に輝いた羽生結弦(ANA)、競泳男子200メートル平泳ぎで世界新記録を出した渡辺一平(早大)、スピードスケートの女子団体追い抜きで世界新樹立の高木美帆(日体大助手)佐藤綾乃(高崎健康福祉大)高木菜那(日本電産サンキョー)が選ばれた。

 特別賞はノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプで歴代最多に並ぶ通算53勝となった女子の高梨沙羅(クラレ)、スピードスケートの世界スプリント選手権で日本女子初の総合優勝を果たした小平奈緒(相沢病院)、バドミントンの世界選手権シングルスで日本勢初の金メダルを獲得した女子の奥原希望(日本ユニシス)らが名を連ねた。

 特別功労賞は現役を引退したフィギュアスケート女子の浅田真央さんとゴルフ女子の宮里藍さん、“Road to 2020”奨励賞は陸上男子100メートルで日本人初の9秒台となる9秒98をマークした桐生祥秀(東洋大)に決まった。表彰式は来年1月11日に行われる。