２連覇を目指す宇野昌磨（２０＝トヨタ自動車）は、ＳＰ９６.８３点で首位発進を決めた。

　前回２位の田中刑事（２３＝倉敷芸術科学大）はシーズンベストの９１.３４点で２位。前回２位の無良崇人（２６＝洋菓子のヒロタ）も８５.５３点でシーズンベストを記録し３位に入った。

　村上大介（２６＝陽進堂）は８０.９９点で４位。友野一希（１９＝同大）は７８.１６点で５位だった。

　優勝者は平昌五輪代表が内定。２４日にフリーが行われる。

宇野昌磨

演技構成

4F/FCSp/StSq/4T+3T/3A/CSSp/CCoSp

冒頭の４回転フリップは高いジャンプから難なく着氷した。全身を大きく使いステップ。後半の４回転トーループは着氷後に少しバランス崩すもこらえ、シングルジャンプにつないだ。トリプルアクセルは華麗に着氷した。

男子ＳＰの演技を見せる宇野（撮影・山崎安昭）

男子ＳＰの演技を見せる宇野（撮影・山崎安昭）

男子ＳＰの演技を見せる宇野（撮影・山崎安昭）

男子ＳＰの演技を見せる宇野（撮影・山崎安昭）

友野一希

演技構成

4S/3F+3T/CSSp/StSq/FCSp/3A/CCoSp

冒頭の４回転サルコーはバランス崩し着氷。３回転フリップ－３回転トーループは難なく着氷した。トリプルアクセルも高いジャンプから着氷。演技後は少し納得していない表情をみせた。

男子ＳＰの演技を見せる友野（撮影・山崎安昭）

無良崇人

演技構成

4T+3T/3A/FCSp/CSSp/3Lz/StSq/CCoSp

冒頭の４回転トーループは着氷時に手をついてしまった。トリプルアクセルは高いジャンプで華麗に着氷。３回転ルッツ－３回転トーループは着氷後に少し流れが止まった。演技後は少し顔を傾げ、納得していないような表情を見せた。

男子ＳＰで演技する無良（撮影・山崎安昭）

田中刑事

演技構成

4S/3F+3T/FCSp/CSSp/3A/StSq/CCoSp

冒頭の４回転サルコーは華麗に決めた。続く３回転フリップ－３回転トーループも余裕を持って着氷。しっとりした曲調に合わせステップ。後半最後のトリプルアクセルも高いジャンプから決めた。演技後小さくガッツポーズを見せ、笑顔で客席の声援に応えた。

男子ＳＰの演技を見せる田中（撮影・山崎安昭）

男子ＳＰの演技を見せる田中（撮影・山崎安昭）

村上大介

演技構成

4S/3F+3T/FCSp/3A/CSSp/StSq/CCoSp

冒頭の４回転サルコーはうまく着氷。トリプルアクセルも決めた。後半に変更したコンビネーションジャンプは３回転－２回転で着氷した。演技後は顔に手を覆いだ。

男子ＳＰの演技を見せる村上（撮影・山崎安昭）

須本光希

演技構成

3A/3F+3T/CSSp/3Lz/CCoSp/StSq/FCSp

冒頭のトリプルアクセルはうまく着氷。予定していたコンビネーションジャンプは３回転フリップのみ。後半でコンビネーションに変更したが最初のジャンプで少し着氷に乱れた。演技後は舌をだし悔しそうな表情を見せた。

男子ＳＰの演技を見せる須本（撮影・山崎安昭）

＜ＳＰ全成績＞

順位	選手	得点
１	宇野昌磨	96.83
２	田中刑事	91.34
３	無良崇人	85.53
４	村上大介	80.99
５	友野一希	78.16
６	佐藤洸彬	77.98
７	須本光希	72.93
８	山本草太	72.88
９	三宅星南	68.77
10	日野龍樹	68.22
11	川原星	67.74
12	鈴木潤	66.83
13	中村優	65.75
14	壷井達也	63.35
15	佐上凌	63.05
16	山田耕新	61.01
17	櫛田一樹	60.06
18	本田太一	59.75
19	梶田健登	58.65
20	佐藤駿	57.77
21	唐川常人	56.64
22	中野耀司	56.56
23	木科雄登	56.16
24	渡辺純也	54.01
25	中野紘輔	53.62
26	鎌田英嗣	52.66
27	時国隼輔	51.71
28	小林建斗	51.18
29	杉中建人	43.66