全日本スキー連盟が22日、平昌冬季五輪(ピョンチャンオリンピック)代表の残り23人を発表した。

 羽田空港での会見に出席した男子モーグルの遠藤尚(27=忍建設)はすでに今季引退を表明しており、「余力を残すつもりはない」と3度目の五輪にかける思いを語った。

 10年バンクーバー大会では7位入賞。メダル候補だった14年ソチ大会では力を出し切れず15位に終わった。15年に背骨を骨折するなどケガにも苦しんだが、今季は状態があがり、1月に米ディアバレーで行われたW杯では自己最高タイの2位に入った。「(過去に)成績が出ている時は強気でいっていたが、慢心もあったと思う。その時より貪欲にいけるようにしたい」とチャレンジ精神で集大成の五輪へ向かう。