卓球のワールドカップ(W杯)団体戦(22~25日・ロンドン)に出場する張本智和(14=エリートアカデミー)ら日本代表が20日、羽田空港から出発する前に取材に応じ、張本は「苦しい戦いになると思うけれども、自分がしっかり全勝して、金メダルを取れるように頑張りたい」と意気込みを語った。

 張本は、同じ仙台市出身の羽生結弦(23=ANA)の平昌五輪での金メダルに感銘を受けた。「けが明けで難しい中、金メダルを宣言してしっかり金メダルを取った。ジャンプも難しいところをしっかり耐えて、本当に感動した。次は自分が世界で活躍したい」と目を輝かせた。

 金メダルから、東京五輪への思いも膨らませた。「羽生選手も小平選手も、けががあったり結果が出なかったり苦しいことがたくさんあった2人。自分もこれから目の前にある困難を乗り越えれば、金メダルとかも取れるのかなと思いました」。

 22日から男女のグループリーグが行われ、24日に準決勝、25日に決勝が行われる。