男子日本代表は、19年W杯に向け負けられない1戦を逃した。

 世界ランキング52位の日本は、同57位の台湾に69-70で敗れた。1次予選3連敗となり、B組暫定4位に後退。東京五輪で開催国枠を得るためにも、日本の競技力向上を示す場としてW杯出場が国際バスケットボール連盟(FIBA)への最大のアピールとなる中、大事な1戦を落とし窮地に立たされた。1次予選はホーム&アウェー方式で行われ、25日のフィリピン戦、6月29日のオーストラリア戦、7月2日の台湾戦の残り3戦。組3位以上の国や地域が2次予選進出となる。

 第2Q、辻直人(28=川崎)が3点シュートを4本決めるなど躍動し、12得点。辻は第4Q残り1・9秒でも3点シュートを決めるなどチーム最多の26点を挙げるも、勝利には届かなかった。