フィギュアスケート世界選手権(21日開幕、ミラノ)の公式練習が19日、本番会場で始まり、平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)女子4位の宮原知子(19=関大)が調整を行った。

 21日のショートプログラム(SP)に向け、演技を確認。ジャンプを3つとも決めるなど好調だった。26日に20歳の誕生日を迎えるため10代最後の試合だが、「実感がない。まだ20代になる気分じゃないです」と笑顔で話した。また、平昌五輪男子銀メダルの宇野昌磨(20=トヨタ自動車)、同18位の田中刑事(23=倉敷芸術科学大大学院)もメイン会場で調整した。男女シングルは、上位2人の順位の合計が13以内なら、日本で開催される来季世界選手権の最大3枠を確保できる。(ミラノ=高場泉穂)