バレーボール女子日本代表が17日、都内で合宿を公開した。就任2年目の中田久美監督(52)は今季の目標を国内開催で9月29日に開幕する世界選手権でのメダル獲得に設定。「20年東京という最終目標へ大切なシーズン。攻撃力を高めて、プレッシャーはあるが結果を出したい」と語った。

 5、6月に行われる新設の国際大会、ネーションズリーグの代表18人をこの日、発表。黒後愛、井上愛里沙らの若手アタッカーに経験を積ませる。8月のジャカルタ・アジア大会は酷暑の中の戦いで、東京への絶好のシミュレーションになる。16カ国が参加して世界中を転戦するネーションズ、4年に1度のアジア大会を通じて強化を図り、世界選手権で10年の銅メダル以来2大会8年ぶりの表彰台を目指す。