昨季準優勝の川崎ブレイブサンダースが、東地区王者千葉ジェッツとの準々決勝第2戦を勝利し、第3戦に突入した。

 12日に22点差をつけられて敗れた悔しさをバネに奮闘。1勝1敗となり、20分後に前後半5分の第3戦が行われる。

 第1クオーター(Q)序盤に6点のリードを作るも追い上げられ23-23。

 第2Q、25-25の場面から4月下旬に日本国籍を取得した昨季得点王ニック・ファジーカス(32)が3連続でシュートを決めるなど10得点を挙げ、38-32で前半を折り返す。

 第3Q、ファジーカスがさらに8得点を挙げリードを広げる。残り3秒、敵陣ゴール付近でスチールした藤井祐真(26)が、敵陣3点シュートライン付近から約20mの特大シュートを投げ込み、ブザービートで54-45。

 第4Qも追随を許さなかった。