昨季準優勝の川崎ブレイブサンダースは、千葉ジェッツとの準々決勝第3戦に敗れ、「東芝」としての最後のシーズンを終えた。

 22点差で大敗した12日の第1戦から切り替え、気迫のこもったプレーで第2戦を71-61で勝利するも、20分後に行われた前後半5分ずつの第3戦では千葉の激しい守備に阻まれ、得点がなかなか奪えなかった。

 川崎は、1950年に同好会「東芝小向」としての活動を開始。3度の天皇杯優勝、4度のリーグ優勝を誇るチームに成長。Bリーグとなった昨季は中地区で優勝し、CSでも準決勝と成績を積み上げた。来季からクラブ運営権が東芝からDeNAに移ることが既に決定し、今季が「東芝」がオーナーとしての最後のシーズンだった。