アメリカンフットボールの定期戦で日大選手から悪質タックルを受けた関学大が26日、兵庫・西宮市内の同大学で3度目の記者会見を開く。

 報道陣の入場時には、これまでの2度の会見時にはなかった手荷物検査を実施。その後に名刺を回収する流れとなった。関係者は「昨日のこともありますので…。念のために確認をさせていただきます」と前日25日に日大の大塚吉兵衛学長(73)が都内で開いた記者会見で、一般女性が“乱入”したことで対策を施した。

 関学大は17日に2度目の記者会見を開き、15日夜に日大から受け取った1度目の回答書に対する見解を説明。その後は悪質タックルを行った日大の宮川泰介選手(20)や内田正人前監督(62)らが記者会見を開くなど、日々状況は変化している。

 関学大の3度目の会見では、24日に日大から受け取った2度目の回答書に対する見解や、今後の対応を説明予定。鳥内秀晃監督、小野宏ディレクターと、負傷した関学大QBの父である奥野康俊氏が出席する。