団体の世界一を決める女子ユーバー杯で日本がタイを3-0で下し、81年以来37年ぶり6度目の優勝を飾った。

 シングルス山口茜(20=再春館製薬所)、ダブルス福島由紀(25)、広田彩花(23=ともに岐阜トリッキーパンダース)がストレート勝ちし、最後は今大会唯一全6戦出場のシングルス世界女王奥原希望(23=日本ユニシス)が、2-0の圧勝で勝利を決めた。

 “もぐもぐタイム”が日本の団結力を高めた。今大会では味の素社から「勝ち飯」として白米、豚汁など和食中心の3食が提供された。可能な限り全員そろって食事を取り、コミュニケーションを取った。担当者によれば、奥原や、最年少の山口は率先してメンバーに汁物を取り分けていたという。また、ほぼ全員が毎食男子選手と同等の250~300グラムの白米を摂取。しっかり栄養を蓄え、連戦を乗り切った。