国際スケート連盟(ISU)のヤン・ダイケマ会長(オランダ)は8日、スペインのセビリアで開かれた総会終了後に記者会見し、2022年北京冬季五輪(オリンピック)の新種目としてスピード・ショートトラックの男女混合リレーとフィギュア・シンクロナイズドの採用を目指していることを明らかにした。

 ISUによると、男女各2人で12チームを想定するショートの混合リレーは選手数を増やす必要がなく、ダイケマ会長は「新種目になり得る」と国際オリンピック委員会(IOC)による採用に期待した。

 同会長は総会で提案された年間表彰の創設については「いいアイデアなので検討したい」と前向きな姿勢を示した。