東京都水泳協会は22日、都内で評議員会を開いて、五輪2大会連続2冠の北島康介理事(35)を、満場一致で副会長に選任した。任期は20年6月まで。

 北島副会長は現役選手だった14年6月から東京都水泳協会の理事を務めており、「KOSUKE KITAJIMA CUP(北島康介杯)」の運営、企画などに大きく貢献してきた。

 北島副会長は「このたび、東京都水泳協会の副会長に就任いたしました。現役時代とは違う水泳とのかかわりの中で、改めて水泳の楽しさを実感することができ、もっと多くの皆さんに水泳の楽しさを伝え、一緒に水泳を楽しみたいという想いが膨らみました。これまでの私の経験が水泳の普及・発展に役立つならば、これほどうれしいことはありません。東京都水泳協会は競技者、指導員、審判員の登録数がいずれも全国一を誇る協会です。協会に寄せられる期待も大きく、身の引き締まる思いです。東京都の皆さんにスポーツの楽しさを伝え、競技としての発展はもちろん、生涯スポーツである水泳が健康づくりにも役立つことを伝えていく活動をしていきたいと思います」とコメントした。