体操女子の世界選手権(10月・カタール)の日本代表候補6人が18日、都内で強化合宿を公開。17年世界選手権種目別床運動で金メダルを獲得した村上茉愛(21=日体大)が、連覇に不安を口にした。

 今年の同選手権で使用される器具は中国製の泰山。12日に味の素ナショナルトレセンに導入、練習を始めたが「上を歩いただけで、これ最悪だなと」。表面がツルツルで「走っても進まない感じ」。村上はゴムまりのような跳躍が武器だが「去年に比べると硬い。跳ね返りがない」と苦笑いだ。それでも「やりこんでなれれば大丈夫かな」と猛練習を誓った。