一般男子組手は日本の重量級のエース、香川幸允(ひでよし、30=テアトルアカデミー)が決勝で昨年の全日本選手権王者・渡辺大輔(28=日本空手松涛連盟)を下し、4年ぶり3回目の優勝を飾った。

 一般女子組手決勝では染谷香予(27=テアトルアカデミー)が森口彩美(22=AGP)に快勝した。

 全国から約1000人の選手が参加し、幼児から小・中・高校生・一般まで組手、型の個人、団体戦などを実施。20年東京オリンピック(五輪)を見据え、今大会から世界空手連盟(WKF)が定める統一ルールが採用された。

 開会式では2017年度の最優秀選手として国際大会、全日本選手権などで顕著な成績を収めた渡辺大輔、香川幸充、植草歩(25=JAL)の3選手に最優秀選手賞が贈られた。