全米オープンを制した世界ランキング6位の大坂なおみ(20=日清食品)が、4強に進出だ。地元の期待を背負った同45位の張帥(ジャン・シューアイ、29=中国)に3-6、6-4、7-5で逆転勝ち、日本女子最多の年間ツアー3勝目に残り2勝と迫った。

また、この1勝で、今季のハードコートの勝ち星を29勝とし、サバレンカ(ベラルーシ)に次ぐ2番目の多さとなった。

なお、4日にカロリナ・プリスコバ(チェコ)が3回戦で敗れたため、8日発表の最新世界ランキングで大坂は伊達、錦織がマークした日本最高位の4位に並ぶことが確定している。

大坂はこの大会は1回戦で同92位のザリナ・ディアス(24=カザフスタン)、2回戦で同37位のダニエル・コリンズ(24=米国)、3回戦で同10位のユリア・ゲルゲス(29=ドイツ)をすべてストレートで下し、8強に進出していた。