フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ、スケートアメリカで2位となった坂本花織(17=シスメックス)が、同大会2連覇を果たした宮原知子(20=関大)とともに、23日帰国。大阪・伊丹空港で心境を語った。

坂本は「初戦にしてはいい結果」と、GP初戦の2位発進に納得の表情。「次のフィンランド大会(11月2日開幕)まで1週間しかないが、自信がついた試合になった」。次戦に向けて弾みの滑り出しになった。その坂本は「オール兵庫に出る」と、フィンランド大会前となる27、28日開催の全兵庫選手権への出場を明かした。強行スケジュールにも「逆にGP、GPと続くと気持ちが続かないと思うので、大丈夫です」と笑顔で答えた。過密日程の中、実戦で調整し、GPファイナル出場を目指す。