張本勲氏が27日、TBS系テレビ「サンデーモーニング」に出演し、全米オープンに続き全豪オープンも制した大坂なおみ(21=日清食品)に「大あっぱれ!」を出した。

張本氏は「よく勝ってくれた。相手は調子よくて、ただ、その前に、左の男子と練習したんですよ。よく勝ってくれた。3億2000万円大きいね。(グランドスラムの全部を)彼女ぐらいだけでしょうか取れそうなのは。精神面が強くなった。カッカしていたんですけど、コーチが彼女が1度下がったときになだめたみたいだね。オリンピックの金とどっちが価値があるかな。どっちも世界一だから」と話した。また錦織が準々決勝で敗退したことについては「ケガか。彼はこれが問題だね。試合時間が長いとか短いとかの問題じゃない。気力、体力。長いとか短いとか経緯を通ってくるんだから。もう一回世界一なるなら考えてもらいたい。期待しているんだから」と語った。

試合は同6位のペトラ・クビトバ(チェコ)との頂上決戦を7-6、5-7、6-4のフルセットで制し、28日発表予定の最新世界ランキングで、アジア初のシングルス世界1位も確定した。