白血病闘病中の競泳女子、池江璃花子(18=ルネサンス)が8日、公式ホームページ(https://www.rikako-ikee.jp/)を開設してメッセージを寄せた。

池江は2月12日に白血病を公表して闘病生活に入った。折に触れて自身のツイッターを更新してきたが、公式HPを開設し、約2カ月ぶりにメッセージを発信した。

池江は3月に東京・淑徳巣鴨高を卒業して、4月8日に日大に入学。あわせて同水泳部に入部している。

メッセージは以下の通り。

日頃から沢山のはげましのメッセージ、お手紙など本当にありがとうございます。

現在、治療は順調に進んでいます。

普段、体調が良い時は、今までやらなかったぬり絵やパズルをやったり、映画を観たり、泳いでた時は出来なかったことを楽しむ、という生活を送っています。

今の季節は風が気持ちいいのかなぁ、雨に当たりたいなぁと思うことも、毎日外を見ては色んな想像をして退院後の1つの楽しみになっています。

長期の入院、治療にはなりますが、これからやりたい事、楽しみな事を考えながら前向きにとらえています。

正直、心が折れそうな時もあります。

ですが、たくさんの言葉にはげまされ、最後まで頑張りたい、負けたくないという気持ちがこみ上がってきます。

アスリートはもちろん、同じ病気の方達の気持ちは多少分かったつもりではあります。

どんな時でも1人ではない事を忘れません。そして忘れないでほしいです。

一緒に頑張りましょう!

そして待ってくれている皆様に1日でも早く良い報告ができるようにしたいと思います。

引き続き温かく見守っていただけたら嬉しいです。

 

5月8日 池江璃花子