バドミントン女子ダブルスで8月の世界選手権で2連覇した松本麻佑(24=北都銀行)が29日に北海道に帰郷し、札幌市内で会見した。芽室町出身の永原和可那(23=北都銀行)との「ナガマツペア」で世界王者を死守し「去年は全く不安はなく挑戦者として臨んだ。今年はプレッシャーがあったけど、2人で乗り越えた。金メダルを持ち帰られてうれしい」と声を弾ませた。

連戦の合間をぬう5日間の滞在では母校訪問や関係者へのあいさつ回りで大わらわ。13社が集まったこの日の報告会見も28日に決まったが「日本に戻ってきて空気や安心感が違う」と終始笑顔。東京オリンピック(五輪)は選考期間の世界ポイント上位2組が代表となるが、ナガマツは現在日本勢2番手。「五輪レースはまだまだ続く。混戦しているので気を抜くことなく自分たちのプレーをしていきたい」と気を引き締めていた。