日本男子がまさかの黒星スタートだ。世界チームランク2位の日本が同11位イングランドに1-3で敗戦。

5日ほど前からの腰痛で水谷隼(30=木下グループ)が欠場したため第1試合のダブルスは急きょ、16年リオデジャネイロ五輪で銀メダルを獲得した団体戦コンビ丹羽孝希(25=スヴェンソン)吉村真晴(26=名古屋ダイハツ)組が挑み、1勝を先取した。

しかし、続く張本智和(16=木下グループ)がエース対決を落とし、そこからリズムを取り戻せず、3連敗を喫した。

試合後、張本は「(7ゲームの)シングルスと違い、5ゲームですぐに試合が終わってしまう中、自信を持っていけなかった。まだ団体戦の戦い方ができていない」と反省した。

今大会は東京五輪団体戦と同じ試合形式で、初戦のダブルスと4つのシングルス戦で構成され、先に3勝した方が勝利となる。全試合で5ゲームマッチ。

東京体育館も本番と同じ会場で、今大会は東京五輪・パラリンピック大会組織委員会によるテスト大会にも設定されている。張本は「ヨーロッパのワールドツアーに比べ(照明の影響で)卓球台が暗く感じる。早くなれていかないといけない」と話した。

1次リーグは3チーム×4組で行われ、各組上位2チームが7日から行われる決勝トーナメント準々決勝に進出する。