12日に開幕する卓球のワールドツアー・グランドファイナルの組み合わせ抽選会が行われ、東京オリンピック(五輪)代表争いで注目が集まる女子シングルスの対戦相手が決まった。世界ランキング10位の石川佳純(26=全農)は世界選手権女王で同3位の劉詩文(中国)と、同11位の平野美宇(19=日本生命)は同18位の王芸迪(中国)と初戦を戦う。五輪シングルス代表の残り1枠を懸けた日本人2位の石川と3位平野の争いが今大会で決着する。

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▼卓球日本代表の五輪選考方法と世界ランキングの決め方 男女ともに20年1月発表の世界ランキング上位2人がシングルス代表権を獲得する。団体戦要員の3人目は日本卓球協会の強化本部が推薦する。来年1月6日に男女それぞれ3人の東京五輪代表を発表する。男子シングルスの張本智和と女子シングルスの伊藤美誠は代表入りを確実にしている。世界ランキングは各選手、国際大会の上位8大会の合計ポイントで決まり毎月更新される。今年から新設されたT2ダイヤモンドに出場して得たポイントは8大会に加えて、純粋加算される。