日本スケート連盟は6日、フィギュアスケート男子で全日本選手権4連覇中の宇野昌磨(22=トヨタ自動車)が2月の4大陸選手権(ソウル)を辞退すると発表した。

06年トリノ五輪銀メダリストのステファン・ランビエル・コーチに師事することが正式決定し、練習拠点が海外となったことが理由で、3月の世界選手権(カナダ・モントリオール)に向けて準備する。4大陸選手権には補欠の友野一希(同大)が出場する。

同連盟を通じて発表した、宇野のコメント全文は以下の通り。

「年明けより、本格的にシーズン中の拠点を海外へ移したため、地に足をつける意味でもまずは新たな環境に身を慣らし、世界選手権に向けてジャンプ精度の向上と合わせて、ランビエル氏と共にプログラムの完成度を高めていきたいと考えており、今回はこのような選択をさせていただきました。4大陸選手権を楽しみにしてくださっている皆さま、スポンサーの皆さま、そしてメディアの皆さま、ご心配とご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありません。これからも今まで通り1日1日を大切に精進し、世界選手権ではシーズンの集大成となる演技をお見せできるよう精いっぱい頑張りますので、今後ともよろしくお願いいたします」