関西学生アメリカンフットボール連盟は14日、今季は8チーム総当たりのリーグ戦を断念し、別方式で開催することを決めた。

代替策としてトーナメントのほか、4校ずつ2つに分けるミニリーグ戦を開催し、1位チームが決勝を行う案もある。開催時期は1、2部が10月中旬の開幕を予定。新型コロナウイルスの影響で大学側から参加が認められない場合でも、特例処置として下位リーグへの降格はない。

自動昇格を採用するかは未定だという。

飛沫(ひまつ)感染防止のため、全選手に練習と試合でフェースシールドを着用させる方針。

「甲子園ボウル」は基本的に実施される。だが、各地区の代表校によるトーナメントを見送り、関西と関東の代表チームの対戦となる。状況によっては中止もあり得るという。

山田恒治専務理事は「やりたくてもやれない状況は常にある。今年の目標は1試合でも多く試合すること。基本的に人にうつさない、自分がうつらないことが大事」と語った。