4輪ドリフト大会「FORMULA DRIFT JAPAN(=FDJ)」が8月1、2日、宮城・スポーツランドSUGOで開幕する。コロナ禍で5月から2度延期された待望の第1戦。2年連続5度目の年間王座を狙うアンドリュー・グレイ(41=スコットランド)、悲願の初制覇を目指す日本期待の山下広一(52)の争いが注目される。昨年の栄冠は最終戦を制したグレイに輝いたが、今年はどうなるか。
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グレイはFDJ開幕戦でレクサスRCをデビューさせることを心待ちにしている。昨年のチャンピオンカーJZX100マーク2よりも車体重量が重く、操作性の違いはあるが、「開幕戦に間に合うように、できるだけ早くマシンの戦闘力を高めていきたい」とテストを重ねている。エンジンは1000馬力のモンスターマシン。「我々のチームスタッフや関係者は、この車を作る上で素晴らしい仕事をしてくれた。全てのファンがこのニューマシンと私を応援してくれることを願っています」と、グレイはさまざまな思いを胸にハンドルを握る。
対する山下のベース車両は昨年と同じJZX100マーク2だが、開幕戦に向けて各所のオーバーホールや足回りの調整、軽量化などを図った。「テストも上々。昨年よりもマシンの戦闘力は上がった。ドライバーも車もバッチリ。早く戦いたい」と、こちらもSUGOを走るのを楽しみにしている。そして、気負いすぎを心配しながらも、昨年総合2位の悔しさを胸に「1戦も落とさないという気持ちで戦いに挑み、初戦からキッチリと結果を出します」と闘志を燃やす。
スポーツランドSUGOは、スーパーGTやスーパーフォーミュラなど国内トップカテゴリーのレースが開催される国際レーシングコース。今回はホームストレートからスタートして3コーナーの立ち上がりまでが、審査コーナーとして使用される。スタートしてから1コーナーまでは緩やかな上り勾配、2コーナーから3コーナーまで下りとなる。無観客でFDJ初開催となるSUGOを制するのはグレイか、山下か。激しいドリフトバトルが期待される。


