カーリングの特別大会「稚内市みどりスポーツパークオープン記念」は8日、北海道・稚内市内で最終日が行われ、男子はコンサドーレが決勝でTM軽井沢を4-3で破った。序盤にポイントを重ね、終盤に追い上げられたが逃げ切った。

コロナ禍の影響で、今大会が久しぶりの実戦。スキップの松村雄太(31)は「練習試合とはまったく違う雰囲気を、今年初めて経験できた」と、緊張感を味わいながらプレーした。初日からの3日間を通じて調子を上げていったようで、「(予選と決勝を通じた)4試合の中で、最後の試合が1番良かった」。

来年2月の日本選手権は、この日と同じ会場が舞台となる。「五輪選考に関わる大事な大会。そこで勝つことで国内の代表権を確実にしたい。そのために、自分たちの幅を広げてこの稚内に帰ってきたい」。3連覇も懸かる大一番に向け、意欲を高めていた。