「東京フロッグキングス」(北島康介GM)は、予選リーグ全4試合を終えて、暫定順位で10チーム中5位になった。予選リーグ第9戦は、初対戦だった「エナジースタンダード」に続いて4チーム中2位だった

最終種目は、3分サイクルで生き残り戦を行うISL独自の「スキンズレース」。今大会は、男子50メートルバタフライとなった。そこで同種目日本記録保持者の川本武史(25=トヨタ自動車)が、自慢のスピードとタフガイぶりを見せつけて、8人→4人→2人と勝ち進んだ。最後の一騎打ちこそ敗れたが、かえる軍団に追走していた3位の「チームアイアン」をたたき落とした。鈴木コーチは「普通はこの(4つの)チームなら3位と思うが、チームの力を結集して最後の武史(川本)の頑張りもあって、2位に入った」と評した。

かえる軍団は、上位8チームによる準決勝(14~16日)進出を決めている。主将の入江は「準決勝に出られたことはうれしいが、チームの目標はファイナルにいくことなので、しっかりと準備したい」と話した。

ISLは世界各地の10チームが参加。競泳では珍しい団体戦を採用している。各レースの順位ごとに得点が設定されており、チーム総得点で競い合う。