16年リオデジャネイロオリンピック(五輪)バドミントン女子ダブルス金メダリストで、8月に引退会見を行った高橋礼華さん(30)が30日、バドミントン男子の金子祐樹(26)と結婚したことを自身のツイッターで明らかにした。

高橋さんは「今年、私は30歳という節目の年。節目というだけあって、私にとって大きな決断をする年になりました」と書き出し、まずは24年間の競技人生を終えたことにあらためて言及。そして「かねてよりお付き合いしていた元所属先である日本ユニシスバドミントン部のプレーヤーである金子祐樹さんと入籍いたしました」と報告した。

さらに、「不思議なご縁」についても紹介。「主人は現在私と元々ペアを組んでいた松友美佐紀選手と混合ダブルスのペアを組んでいます。これからは一番身近な応援団として、この2人を見守っていきたいと思います」とつづった。金子、松友組は27日まで行われた全日本総合選手権で準優勝した。

競技を終えたあとの新しい生活は充実しているという。「引退してから、バドミントン漬けだった私の生活はガラッと変わりました。仕事もプライベートも新しいことばかりで慌ただしい毎日ですが、とても充実しています。それでも、社会は大変なコロナ禍にあります。国民の1人として真摯に向き合い、今も、これからも、自分にできることを精一杯がんばりたいと思います。皆さま、良いお年をお迎えください」と結んだ。