NBAウィザーズの八村塁(22)が12月31日(日本時間1月1日午前9時)、本拠地でのブルズ戦で2年目のシーズン初戦を迎える。試合前にオンライン会見に応じ、「わくわくしている」と心境を口にした。この日の出場時間は20分程度の予定。

両目の流行性角結膜炎の影響で戦列を離れ、オープン戦途中から欠場が続いていた。体調については「コンディションは大丈夫。練習も1週間ぐらいコーチ陣とやってきた。ぜんぜんそこは問題ない」とうなずく。

ウィザーズは23日の開幕戦から4連敗中。それだけに、「今日は何とかして勝ちたい」と意気込む。チームの試合ぶりについて「かみ合っていないところが多かった」と分析しており、自身が加わることによって「ケミストリーが上がるようにやっていきたい」。

先日まで東京で行われたウインターカップでは、母校の仙台大明成高が優勝。劇的な幕切れとなった決勝戦の後、八村はSNSで歓喜と祝福の投稿を連発した。「夜中の試合だったが、ずっと見ていた。元気づけられた。(佐藤)久夫先生にもおめでとうといいたい。明成高校が日本のバスケを引っ張っていると思う」。後輩たちから刺激を受け、自身もコートで大暴れするつもりだ。