NBAウィザーズの八村塁(22)が2年目のシーズン初戦を迎え、開始早々から得点を重ねた。

流行性角結膜炎の影響で開幕から4試合を欠場したが、オープン戦初戦以来の“復帰戦”で全快アピール。先発起用され、試合開始31秒に狙い澄まして3点シュートを決めると、その約2分後にも再び3点シュートに成功。さらに積極的に攻撃で相手のファウルを誘うなど、第1クオーター(Q)の約6分半で早くも2桁の10得点に乗せた。

第2Qでも3点シュートを沈めたほか、背中越しのパスで得点をアシスト。鮮やかな技ありプレーに現地の実況アナウンサーが「コンニチワ! ルイ」と絶叫した。

復帰戦ということで、この日の八村の出場時間は20分程度にとどまる予定。前半を終えた時点で約14分プレーして15得点、2リバウンド、1アシスト、1スチールを記録した。

試合前の会見で八村は「わくわくしている。コンディションは大丈夫」と体調万全であることを強調。開幕4連敗中のチームに自身が加わることによって「ケミストリーが上がるようにやっていきたい」と話していたが、その言葉どおりの存在感を発揮した。

ウィザーズは前半を終えて68-71と、わずかにリードを許して折り返した。