神戸製鋼の元ニュージーランド(NZ)代表SOアーロン・クルーデン(32)が、トップリーグデビュー戦で存在感を示した。

後半最初から途中出場し、開幕3連勝に貢献。3本のゴールキックを成功させた。自国開催だった11年ワールドカップ(W杯)でNZの優勝に貢献した司令塔は「一緒に出た選手たちが、神戸のシステムを遂行してくれたおかげで、SOとしてコントロールしやすかった。自分のプレーを点数化はしていないが、個人として基本的なスキルをしっかり行えたので、今日の目的は達成したと感じています」と振り返った。

次節はリコー戦(14日、東京・駒沢オリンピック公園陸上競技場)。チームにはロックのレタリック、万能型BKスミスのNZ代表経験者らがおり、今後も出場枠の関係で多様な役割が求められることになりそうだ。クルーデンは「来週のリコー戦に向けて、またチーム内の競争に勝って、メンバー入りをしたいです」と意気込んだ。【松本航】