バレーボール男子代表の石川祐希が(25)所属するミラノが、レギュラーシーズン首位のペルージャに1-3で敗れた。対戦成績は1勝1敗となり、準決勝進出はアウェーで行われる最終戦へと持ち越された。先発出場した石川は、チーム3位の12得点を挙げた。

序盤から積極的に攻撃を仕掛けたミラノは1セット先取したが、リードを守りきれず逆転負けを喫した。石川は「本当に1つのミスで(試合の)流れがガラッと変わってしまうので、その1点、1本1本のプレーを大切にしていかなければいけないと改めて実感しました」。ペルージャの強烈なサーブを31本受けたが、レセプション返球率42%をマーク。安定したディフェンスを見せ、存在感を放った。

17日(日本時間18日)には、自身初のタイトルがかかる「CEVチャレンジカップ・決勝」ホーム戦が控える。石川は「非常に重要な試合なのでまずはホームで1勝して、最後の決勝(=24日のアウェー戦)に臨みたいと思っています」と話していた。