白血病から復帰した競泳女子の池江璃花子(20=ルネサンス)が17日、自身のSNSを更新した。ちょうど1年前に退院後初めてプールに入った写真を掲載し「プールが新鮮で、塩素のにおいが懐かしいって感じてたな。1年前の自分は1年後、今こうして元気に(日本)選手権に向けて頑張ってる、なんて想像もしてなかったな」とつづった。

闘病中は体重が15キロ減。「薬もたくさん飲んでたし、体も転んだら折れちゃいそうなくらい細いし、筋肉もないし…笑」とした。

池江は、24年パリオリンピック(五輪)が大目標で、東京五輪はその途上にある位置付けだ。東京五輪の代表選考を兼ねた4月の日本選手権は4種目でエントリーし、全種目での決勝進出を目標に掲げている。「何が完璧でどこまで行ったら正解なのかは誰にもわからない、だから一歩ずつできるとこから頑張ります」と締めくくった。