2種目で予選と決勝が行われる。

女子シンクロ高飛び込みは、板橋美波(21)荒井祭里(20=ともにJSS宝塚)組が出場する。板橋は、16年リオデジャネイロ五輪高飛び込みに8位入賞。しかしリオ後は18年に目、19年に左足と手術が続いた。回復の途上で出場した昨年2月の代表選考会では、個人種目での権利獲得を逃した。荒井とのシンクロ種目で、2大会連続の五輪出場を狙っている。

予選は午前10時、決勝は午後4時に行われる。

日本はシンクロ種目で開催国枠を1つずつ持っている。日本水連は、著しく競技力が劣らなければ、今大会の出場ペアを代表に選出する方針。今大会の結果を受けて、選考委員会が総合的に判断する。

男子シンクロ板飛び込みでは、東京五輪代表に内定している寺内健(40)坂井丞(28)組が出陣する。2人は19年夏の世界選手権で7位入賞して、2人は「東京五輪切符1号」を獲得した。寺内は6度目の五輪出場になる。現在の立ち位置を知る上で、重要な試合になる。

予選は午後0時半、決勝は同6時にスタートする。