第4シードの青山修子(33=近藤乳業)、柴原瑛菜(23=橋本総業)組が、大ピンチを乗り切り1回戦突破だ。最終セット0-4から追いつき、6-3、3-6、7-6のフルセットで、バドサ、ボルソバ(ともにスペイン)組を破った。

青山と柴原は、ともにダブルス世界ランキング13位。全仏閉幕後の14日の世界ランキングで、どちらかがトップ10に入り、ペアにどちらかを指名すれば、同組での東京オリンピック女子ダブルス出場権が確定する。

昨年、新型コロナウイルスの感染拡大で10月に延期となった全仏では、同組自身初めて4大大会8強に進出した。今年は、できればシードを守り、4強以上には進みたい。

◆全仏オープンはWOWOWで全日生放送、同時配信される。