準優11Rで4艇フライングの大アクシデントが起こった。

雨がやみ、ホーム追い風が4メートルと強くなった影響か、予選トップ通過のYoutuber上平真二がコンマ06、2コース山ノ内雅人が同07、3コース三原司が同09、4コース久富政弘が同01の勇み足を犯した。特に、1~3コースの3人は非常識なフライングとなった。通常だと即日帰郷となるが、今節は途中帰郷選手が多いため、この3人は最終日も出走することになった。

3連単、3連複、2連複、拡連複、複勝式が不成立となった。総売り上げ9847万2300円のうち、ほぼ100%に近い99・9%の9845万400円が返還された。

◆フライング ボートレースは、フライングスタート方式でレースを行う。大時計の針が0秒を指す前にスタートラインを通過することをフライングという。その選手に絡む勝舟投票券は全て返還となる。勝率集計期間(6カ月間)のうち、1本切ると30日間、2本切ると60日間の自粛欠場をする。その期間は無収入となる。

非常識なフライングとは、フライングしたタイミングがコンマ05以上のものを指す。切った選手は、当日のレースを走り終えると、原則的には即日帰郷の措置が取られる。しかし、出場選手の確保の意味で、翌日以降も走るケースがある。