フィギュアスケートのオータム・クラシック(16~18日、カナダ・ピエールフォン)の主催者は1日(日本時間2日)にエントリー選手を更新し、ペアに三浦璃来(19)、木原龍一(29)組(木下グループ)が名を連ねた。

3月の世界選手権10位と躍進した「りくりゅう」にとって、22年北京五輪(日本ペアは出場1枠)に向けた、貴重な演技の機会となりそうだ。

この大会には世界的に注目を集めるペアもエントリーしている。フランス代表として18年グランプリ(GP)ファイナル優勝のバネッサ・ジェームズ(33)と、カナダ代表として18年平昌五輪団体戦金メダルのエリック・ラドフォード(36)が今季新たにペアを結成。地元カナダで、演技を披露することになりそうだ。

日本勢は当初、女子の宮原知子(23=木下グループ)もエントリーをしていたが、前日1日に行われた日本スケート連盟の理事会で辞退が報告されていた。今後は国内で調整を進める方針で、大会のエントリーリストからも名前が外された。