日本ラグビー協会は17日、日本代表(世界ランク10位)が10月23日に昭和電工ドーム大分でオーストラリア(同5位)と対戦すると発表した。

キャップ対象試合となり、日本のジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC、51)は「チームとしてこの試合の重要性を強く認識しています。日本のホームで、オーストラリアのような質の高いチームとテストマッチを行う機会を得たことは、2019年のW杯での成功を受けて、私たちのファンや日本の皆様とのつながりを取り戻すために、非常に重要な瞬間です」とコメントした。

日本はオーストラリアに対して過去に勝利したことがなく、直近の対戦となった17年11月も30-63で敗れた。オーストラリアのレニーHCは「私たちは多彩なプレーの中で自分たちを試し続ける必要があり、次の(23年)W杯フランス大会に向けた準備を進める上でも、この試合は重要な意味を持っています」と意気込んだ。

日本は同戦後に欧州遠征へ向かい、11月6日にアイルランド、13日にポルトガル、20日にスコットランドと対戦する。